住民団体の抗議活動の前、静岡市議会では桜ヶ丘病院の移転場所を巡って野党会派の議員が市側を厳しく追及しました。
<創生静岡 栗田裕之市議>「市民の共有財産である大切な東口公園を民間病院に転売することが市民にとっての公園の価値の重要性が理解できていないものと考えられます」
<静岡市 田辺信宏市長>「長きにわたる桜ヶ丘病院の問題の解決の途中に、東日本大震災3.11が起きたことは不幸だったが、私は清水地域の皆様が将来にわたって日々安心して暮らせるよう、そして桜ヶ丘病院が存続してよかったと思えるよう、JCHOの取り組みを全力で支援して参ります」
また田辺市長は議会の中でも、反対住民が求めている「住民説明会」を開く予定はないと強調し、2023年度の開院を目指していく考えを示しました。