【生活保護】生活保護とエアコン事情 #生活保護

【生活保護】生活保護とエアコン事情 #生活保護

生活保護受給中に真冬で「エアコン」がなく孤独な死とニュースが掲載されておりました
「エアコンがない・壊れた=行政で買ってもらえない」
そう思われがちですが現場の制度ではもう少し整理が必要です
屋外で段ボール生活をしている人にエアコンはありません
一方で住居を借りている場合エアコンが“設備”かどうかで対応は大きく変わります
入居時の契約書や重要事項説明書にエアコンが設備として記載されていれば修繕義務は大家さんや管理会社にあります
まず相談すべき相手は行政ではなく貸主側です
もし2か月以上修繕の対応をしてもらえない場合行政にも相談し、福祉事務所からも修繕依頼を口添えしてもらうようにしましょう
それでも改善されなければ転居対象になる可能性があります
また一時的な対処として
エアコン購入が難しくても電気毛布やハロゲンヒーター夏の扇風機は家具什器費として認められる余地があります
今の時代設備にエアコンがない部屋は少数です
もしそれが残置物扱いだったのなら
・その住居を紹介した判断
・転居対象とされなかった理由
こここそ社会が検証すべき点です
悲劇を「自己責任」で終わらせないために
制度の使い方と、運用の問題点を正しく知ることが、次の命を守ります。

ライセンス:CC BY 4.0

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