生活保護で楽して生きられる
は、大きな勘違い!
「実際は単身者の生活保護費なんて、家賃を除けば7万円あるかないか。」
まず、この一言から多くの誤解が崩れていくはずだ。
地域や年齢、障害の有無で金額は少し変わるが、手元に残る生活費は大きくは増えない。
食費は1日1000円で月3万円。
電気代8000円、水道2000円、ガス5000円。
プロパンガスの地域なら、ガス代だけで1万円を超えることもあり、毎日お風呂に入るのさえためらう。
携帯代5000円を足すと、残りはおよそ2万円。
この2万円で、日用品、衣類、交通費、就職活動の費用、そしてわずかな小遣いをやりくりする。
“余裕がある生活”とは、とても言えない。
ニュースでは不正受給ばかりが取り上げられる。
そのせいで、「生活保護=ラクしてる」という誤解が広がる。
けれど実際には、誰だってギリギリの中で必死に生活を立て直している。
生活保護は贅沢ではなく、生きるための最低限。
本当に必要な人が、偏見に傷つかずに利用できる社会であってほしい──
そんな願いを込めて、この現実を伝えたい。
#生活保護 #雑学 #実話 #リアル
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