【速報】消えかけた芸能、万博で披露 徳島「阿波木偶箱まわし」

【速報】消えかけた芸能、万博で披露 徳島「阿波木偶箱まわし」

徳島の伝統芸能で、被差別部落の人が生業にしてきた人形芝居「阿波木偶(でこ)箱まわし」が1日、大阪・関西万博で披露された。演じたのはその一種で、えびすが正月に民家を1軒ずつ回る門付け芸「三番叟(さんばそう)まわし」。トークイベントも開かれ、地元保存会が「戦争や差別、偏見によって文化が消えかけた」と歴史を説明した。
会場では「おめでとうござーい」のかけ声や鼓の音が響く中、にこやかなえびすの人形を芸人が操り、観客の頭をなでた。福を届ける芸能で、約70人の観客が人形の動きに笑ったり、拍手をしたりして見入った。
江戸時代に始まり、明治時代初期には徳島県内で約200人の芸人がいたとされるが、戦後に激減したという。登壇した保存会顧問の辻本一英(つじもと・かずひで)さん(74)は「担い手はマイノリティーだった。私の祖母も子や孫への差別を恐れて人形を川に流した」と明かした。

【記事】 https://www.47news.jp/12952025.html

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