暑さにうんざりという方も多いのではないでしょうか。
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https://news.ntv.co.jp/n/stv/category/society/stae07ad337f474941af5a59053c32b760
札幌では7月25日、2025年で最も高い最高気温35.7℃を記録したほか、北見や美幌などでは5日連続の猛暑日となりました。
2日連続で猛暑日となった札幌市です。
25日は最高気温を更新し、2025年で最も高い35.7℃を記録しました。
(山岡記者)「肌を突き刺すような日差しが降り注ぐ札幌です。立っているだけでも体力が奪われるほど暑いです」
人だけでなくイヌも水辺で涼みたくなるような一日となりました。
25日の最高気温37.0℃と、観測史上初めて5日連続の猛暑日を記録した北見市です。
熱中症対策に工夫を重ねていました。
(カメラマン)「暑さ対策はやっていますか?」
(高校生)「暑さ対策はこれです。日光よけ!あと噴水に行ってきました」
(高校生)「帽子をかぶる習慣がないので、きょうは本当に特に暑いのでタオルぐらいはと思って」
こうした酷暑の中増えているのが、熱中症の疑いがある救急搬送です。
北見市では2024年7月の搬送者数が65人でしたが、2025年はすでに95人に。
(医師)「ご自宅がすごく暑かったと救急隊から聞いています」
(熱中症で受診した家族)「扇風機しか回っていないから、30℃はゆうに超えています」
診察では過酷な環境を訴える家族も。
いま、こうした事例が相次いでいるといいます。
(北見赤十字病院 齋藤高彦副院長)「熱中症で入院する人は年に数人くらいしかいなかったのが、もうすでに15人なのでかなりハイペース。クーラー、エアコンをそもそも設置していない家が多い」
一因とみられるのがクーラーの設置率です。
民間の気象会社の調査では、全国平均が94.4%に対し、道内は59%に留まっています。
(職員)「こんにちは、お邪魔します」
熱中症の懸念から、十勝の本別町では職員が独り暮らしの高齢者を訪問しています。
(職員)「窓も開けている?」
(真浦稔さん)「開けている」
本別町の25日の最高気温は35.5℃。
こちらのお宅でも生活には扇風機が頼りです。
室温が上がらないように、カーテンで直射日光を遮る工夫をしていました。
(真浦稔さん)「この夏は異常ですね。こんな暑さは感じたことない。年金暮らしだとどうしても決まっているもんだから、(エアコンを)付けるところまでいかないです」
道内は25日も内陸を中心に危険な暑さとなりました。
5日連続の猛暑日を記録したのは北見を含めて7地点に。
最高気温が36.1℃を記録した帯広ではー
スケート王国の十勝とあって、夏の間もスケート場が開館しています。
スケートなどを楽しみながら凉をとる人の姿が見られました。
(子ども)「ここ涼しくて快適です」
(子ども)「家にいても暑いし、外であんまり遊べないから体を動かせるし、涼しいからいいなと思って」
札幌市の図書館では席の前に冷房を設置。
外の厳しい日差しも避けることができます。
(札幌市 筒井啓行さん)「非常に暑い状況が続いていますので、暑さをしのぐための場として使っていただければ」
25日も厳しい暑さとなった道内ですが、各地で猛暑を乗り切る工夫が広がっています。
(2025年7月25日放送)
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