きょう8日も、きのうに引き続き危険な暑さとなった道内。各地で猛暑日となり、「熱中症警戒アラート」の出ている十勝地方では、短縮授業などの対応が取られました。
■高橋海斗記者:
「きょうも日差しが照りつけていて、朝からうだるような暑さです。普段ならこの時間帯、子供たちが遊具や水遊び場で遊んでいるんですが、この暑さのせいか人の姿は見受けられません」
上空の暖気やフェーン現象の影響で、きょうも危険な暑さとなっている道内。最高気温は帯広と池田町、幕別町の糠内で36.2℃。浦幌町で35.1℃を観測し猛暑日となっているほか、道内の95地点で30℃以上の真夏日となっています。
■帯広市民:
「生活的にはすごく厳しい。麦わら帽子をかぶるとかの処置をとりながら(過ごしている)。熱中症にかかってからではもう遅いので」
帯広市内の中学校5市内の中学校では
■教師:
「気温は…直射日光が当たっているので40℃」。
きのうに引き続き熱中症警戒アラートが発表されている十勝地方。中学校など13校では、午後の授業を取り止め、給食を食べた後に下校する対策が取られました。
■帯広市立帯広第七中学校・坂野英一郎教頭:
「スポットクーラーが設置されてますので、教室内に向けて冷気を出して少しでも温度が下がるように、生徒と同じように先生方も、熱中症にならないように気を付けてもらいながら工夫している」
暑さの影響はこんなところにも。
■高橋海斗記者:
「暑い夏こそよく売れる氷ですが、こちらの氷を作る機械、あまりの暑さで製氷を停止しています」
夏のイベントなどで使う冷却用の氷を作る市内の製氷工場。ことしは例年の1.3倍ほどの売れ行きだといいますが、連日の暑さで製氷機の消費電力が増え機械に負担がかかりすぎることなどから、今年はすでに10日以上製氷を中断しています。
■帯広地方卸売市場商品管理部・平手伸英部長:
「暑すぎて作れない状態ですね、溶けてしまう氷がすぐに。作りたいときに作れないというのはかなり影響している」
この暑さで搬送者も出ています。札幌市中央区の工事現場では屋外で作業していた50代の男性が熱中症の疑いで病院に搬送されました。
暑い日が続く中、東区の理容室で人気を集めているのが「冷やしシャンプー」。冷感成分のメントールなどが多く含まれたシャンプーで、頭皮に冷たい感覚が続くというもの。
■ドンキッキ地下鉄栄町駅店・金川敬祐店長:
「1回やった方は継続率が高い」仕上げに使うトニックもメントール入りです。
カットなどをした客はプラス300円で受けることができ、この時期はおよそ3割の客がオーダーするそうです。
■高橋純揮記者:
「終わってからも、薄い氷が頭皮にあるようで涼しい。午後も頑張れそうです」
あすの道内は猛烈な暑さは収まりますが気温の高い状態は続く見込みです。
こまめな休憩や水分補給などで熱中症対策を心がけましょう。
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