ドジャースの大谷翔平投手(30)が31日(日本時間6月1日)、本拠でのヤンキース戦前に術後2度目のライブBPに登板した。
大谷はドジャース移籍後、登板はなく、ドジャースタジアムのマウンドから投じるのは初のことで、米メディアからも大きな注目を集めた。
1人目の左打者に対しては投ゴロ。さらに2人目の右打者にも一ゴロと、剛球で封じ込めた。3人目の打者に四球を与えた後に、軽いインターバルを取り、2イニング目を開始。4人の打者に見逃し三振、遊直、右中間二塁打、左前打と内容となった。2回を想定して投げたのは、前回よりもステップアップした格好で、途中からセットポジションでのクイック投球もまじえた。
安打性の当たりが2本あったとはいえ、捕手・ラッシングに対して投じた29球は見応えがあった。打者7人に対して直球に加え、スライダー、スプリット、カーブ、カットボールと実戦に近い球種もまじえて投じ、視察したロバーツ監督やマンシー、E・ヘルナンデスらが感嘆の声を上げながら見守った。
投ゴロを処理する際には、逆シングルで捕球し、一塁へジャンピングスローする真似をするなど、体も“うずく”よう。また6人目の打者に対して、スライダーが外角に外れた際には、「あっ!」と大きな声を出してグラブをポンとたたくなど、表情も豊かだった。
大谷のライブBPは敵地メッツ戦前に行った25日以来、6日ぶり。大谷は1試合2本塁打の活躍を見せた30日のヤンキース戦後、中継局のインタビューに対し「明日ライブ(BP)がある予定なので。ゲームが終わっていますし、明日のライブBPに向けてしっかりコンディションを整えたいと思います」と話していた。投手復帰時期については「アンドルー(フリードマン編成本部長)に聞いてもらえれば」と明言は避けた。
前回のライブBPは、22球を投げ、最速は97マイル(約156.1キロ)をマークするなど打者5人を相手に安打性1本、2三振を奪う内容だった。
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