熱戦が続く春のセンバツ高校野球。21日に初戦を迎えるエナジックスポーツの選手たちの様子を平良匠アナウンサーが取材しました。
平良匠アナウンサー:
創部3年目で初めて甲子園の舞台に立つエナジックスポーツ、あすの初戦を前に調整を行っています。
兵庫県・西宮市で行われた前日練習、選手たちは時おり笑顔を見せるなどリラックスした様子で、走塁やノックなどでおよそ1時間半汗を流しました。
チームの特徴、選手自身で状況を判断しプレーをする「ノーサイン野球」。
攻撃の要となるのが、50メートル5秒台の俊足で秋の公式戦で打率4割を超えるリードオフマンのイーマン琉海選手です。
持前の機動力を活かし「甲子園でも泥臭く次の塁を狙っていきたい」と意気込んでいます。
イーマン琉海選手:
自分たちの野球を貫き通して、最終的に1点でも多く勝てればと思います
左腕エースの久高颯はキャッチボールなどで軽めに調整しました。
久高颯投手:
自分のプレーができるようにしっかり準備してきたので自信もってしっかり投げ切りたいです
神谷嘉宗監督は、「寒さにも慣れて普段通りに動けている」とチームの雰囲気を語ります。
神谷嘉宗監督:
沖縄いま乗ってますよね。キングスから、きのう沖縄尚学が勝って、それに続けるように名護の瀬嵩という田舎からきて応援を受けているので頑張りたいです
砂川誠吾主将:
チーム全体が甲子園に向けて一つになっているので、自分たちも一回戦突破して、お互い(沖縄尚学)決勝戦行けるように1戦1戦全力で戦っていきたいと思います
選手たちは甲子園初勝利を目指し、21日の第2試合で愛知県の至学館と対戦します。