寒波のピークは一旦過ぎたものの、週末にかけて再び大雪となる見込みです。長引く雪で市民生活にも影響が出ています。
青空も広がった妙高市関山。
高さ約2m50cmの雪の壁の横で除雪をする男性も姿も。
■妙高市の住民
「今年は(例年に比べ)今の時期だと4倍多いですわ。新雪の場合はこのスコップ。年取ってくると鉄のスコップは使えない、重くて。」
一方、魚沼市守門では断続的に雪が降り続いていました。
午後5時現在の県内の積雪は、津南町で365cm、魚沼市守門で331cmなどとなっています。大雪は、一人暮らしの高齢者の生活に影響を及ぼしています。
■魚沼市守門に住む 石田勝さん(81)
「(Q.今年の雪は大変?)大変。降る量が多すぎるんだよね。そして長引いているんだよね。」
魚沼市守門に住む石田勝さん(81歳)。自宅の雪かきは業者に頼んでいますが、今年は大雪のため予約がなかなか取れないといいます。
■魚沼市守門に住む 石田勝さん(81)
「雪掘りを(業者に)頼んでも、その日に来ない。3日か4日後になる。」
19日、業者が自宅の雪かきをしたものの、あまりの量のため一部を除雪しきれず残ってしまいました。雪で外からの光がさえぎられ部屋も薄暗い状態です。また、外出が難しくスーパーへの買い物も、週2回から1回に減ったといいます。
■魚沼市守門に住む 石田勝さん(81)
「(Q.週1回の買い物は?)不便だね。食べ物(を料理することが)男だからできない。」
そのため、スナック菓子やカップ麺を買って備蓄しているということです。
寒波のピークは一旦過ぎたものの、県内は22日(土)から23日(日)にかけて大雪による交通障害に注意・警戒が必要です。
2025年2月20日放送時点の情報です。
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