ロシアとウクライナの戦闘終結に向けたアメリカとロシアの高官協議がきょう、サウジアラビアで行われます。一方でウクライナ側は、この協議に参加しないとしています。
サウジアラビアの首都、リヤドで行われる高官協議には、アメリカ側からはルビオ国務長官やウォルツ大統領補佐官、ウィットコフ中東担当特使が出席し、ロシア側からはラブロフ外相やウシャコフ大統領補佐官が出席します。
アメリカ国務省の報道官は「ロシア側が和平に向けた話し合いに真剣に取り組むかどうかを見極めるためのステップだ」とコメント。
ロシア側は、米ロ関係の修復やウクライナ和平が主な議題になるとし、米ロ首脳会談の準備についても話し合うとしています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、この高官協議にウクライナ側は参加しないことを明らかにしました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ウクライナ抜きのいかなる合意も認めない」
そして、ウクライナ抜きでは「いかなる交渉も結果を生まない」と訴えています。
こうしたなか、フランスではヨーロッパの首脳が集まり、緊急会合が開かれました。米ロ主導によるウクライナの戦闘終結に向けた協議に危機感を募らせていて、関与を明確にすることなどが話し合われたとみられます。
会合に出席したドイツのショルツ首相は「独裁的に決まった和平をウクライナが受け入れなければならないということはあってはいけない」と強調しています。
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