JR長野駅前で起きた男女3人殺傷事件。見知らぬ人を次々と刺す強行に及んだ犯人の足取りが分かってきました。
■市内の公立小中学校、約3000人が欠席
事件から一夜明けた長野駅前。関東など10都県からおよそ100人の捜査員が派遣され、警察は220人態勢という、個別の事件としては異例の規模で犯人の行方を追っています。
亡くなった丸山浩由さん(49)に手向けられた花。丸山さんは事件に遭う直前の22日午後8時ごろまで、行きつけの店にいたといいます。
丸山さんの行きつけの店のオーナー
「うちは2店やってるんですけど、両方行ったりしていて。週1~2回とか来てもらっている。20年ぐらい来てくれている。もっとかな。そのくらいですね。優しい人ですよ。誰とでも話ができて」
丸山さんの知人
「当時、12~13年前ですけど、お子さんのサッカーのコーチされたり、あとはPTAの役を自ら進んでやられていたりとかいうような方で、本当にいいお父さんという声は私も聞いたことが多々ありますし、私も実際にそう思ってました。突然のことではありますけれども、すみやかに事件が解決することを願うばかりだなと。いまのところは、それしか思い浮かばないです」
男女3人が無差別に殺傷されたとみられる事件、犯人はいまだ逃走を続けています。
バスロータリーでの犯行後、男は駅前交番の目の前を通り、ホテルのほうに。そこから線路沿いの道へと徒歩で逃げた可能性があります。その後の足取りは分かっていませんが、23日に警察は線路沿いの道を重点的に捜査していました。
道を何度も往復して聞き込みを続ける捜査員の姿。地図を片手に道沿いの店で話を聞く捜査員もいました。
通報者によりますと、刺身包丁のような刃物で犯行に及んだという男。けがをした2人は「犯人と面識がないと」話しているといいます。
長野市内の公立小学校と中学校では23日、3000人近くの子どもが欠席しています。
(「グッド!モーニング」2025年1月24日放送分より)
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