止まらない「物価高」は、トランプ大統領就任でどうなるのでしょうか…(サンエース 宮下裕基 商品本部長)
「輸入の原材料を使っているものが、大変高くなっている」
歴史的な「円安」を背景に、輸入品は割高に。この店では、アメリカ産の小麦粉は去年1袋200円程度でしたが、今は約260円に。アメリカの牛肉を使った冷蔵ハンバーグは、おととし300円ほどでしたが、いまは約390円まで値上がりしました。(サンエース 宮下裕基 商品本部長)
「『高くなったね』と正直言われますので、いかにお買い得な商品を販売するか、いかにお客様に喜んでいただけるか心がけている」
家計を直撃する物価高。「もう勘弁して…」というのが消費者の本音です。(買い物客)
「(輸入商品を)使うことが多いが、それでも使わなきゃいけない。他のところを減らします」
「前のことを思うと、ずいぶん高い。安くなるのは期待しています」
専門家「円高に向かうと予想するが…現状維持の可能性も」
円高に向かえば、輸入品の割高感は和らぎますが、トランプ政権の始動で為替の見通しは…(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 塚田裕昭さん)
「円高方向に進むと基本路線では見ているが、円安局面がしばらく維持される可能性も十分考えられる」
専門家は、いまの円安が「行き過ぎ」なので、円高に向かうと予想しつつ、関税などトランプ氏の経済政策が、アメリカ国内のインフレを加速させると、円安につながると見ていて、当面は「現状維持」になりそうだということです。(サンエース 宮下裕基 商品本部長)
「『値段の安定、品質の安定』は、お客さまも求めていることだと思いますので、中長期的に見て、安くなるものが出てくれば、お客さまも喜んでくれると思う」
私たちの生活への影響も気になる「トランプ流」。果たしてどんな4年間になるのでしょうか?
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