斎藤元彦兵庫県知事の疑惑を調べる県議会の百条委員会で委員を務めていた、元兵庫県議の竹内英明さんが18日夜に死亡していたことがわかりました。自殺とみられます。これを受け、斎藤知事が20日朝、記者の取材に応じました。
斎藤知事は「痛恨の極み」「心よりお悔やみを申し上げます」と話し、故人への思いを聞かれると「知事就任以降、時には厳しいやりとりもさせていただいたが、行財政改革に深い知識もありこのたびのご逝去については大変ショック」と答えました。
また、SNSの運用については「SNSはやはり運用については誹謗中傷ではなくて冷静にいい使い方をしていく事が大事」と話しました。
関係者によりますと竹内英明元県議は18日夜、自宅から病院に搬送され、死亡が確認されました。
遺書などは見つかっていませんが自殺とみられます。
竹内さんは斎藤元彦知事の疑惑を調査する兵庫県議会の百条委員会で委員を務めていましたが、去年11月に県議を辞職していました。
辞職の理由は「一身上の都合」とされていましたが、百条委での活動をめぐってネット上での誹謗中傷などが相次いだ事が原因とみられていました。
厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や 「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう呼び掛けています。
▼「こころの健康相談統一ダイヤル」
0570-064-556
▼「♯いのちSOS」
0120-061-338
▼「よりそいホットライン」
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▼「いのちの電話」
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