1月16日、政府のガソリン補助金が12月に続き、縮小されます。
ガソリンの急激な値上げが予想され、ドライバーからは悲鳴の声があがっています。
「補助金縮小が16日に迫り、こちらのガソリンスタンドでは朝から多くの人が給油に訪れています」(水上孝一郎記者)
石油情報センターが発表した14日時点の北海道のレギュラーガソリンの平均価格は178.9円。
2024年12月19日に政府の補助金が5円縮小されたことで、この1カ月で4円程上昇していますが、1月16日から更に5円程度の値上げが見込まれています。
12月中旬の補助金縮小で、この1カ月で4円程上昇していますが、16日からさらに5円程度の値上げが見込まれています。
駆け込み給油をするドライバーたちは…
「いい加減にしてほしい。冬になったら車の燃費を落ちるので、そんな時にガソリン代が上がるのは正直きつい」
「家計にも響く。高い!高過ぎる!(ガソリンを)入れないわけにはいかない」(いずれも給油に来た人)
北海道は生活に車が欠かせない地域も多く、暮らしに大きな影響を及ぼしそうです。
北海道内の2023年1月からのレギュラーガソリン価格の推移です。
政府の補助金で、2023年9月以降は175円前後を推移していましたが、2024年12月19日に補助金が5円縮小され価格は上昇。
1月16日には、更に5円補助金が縮小される事で、ガソリンは183円を超えてくる見通しです。
また、灯油も同じように政府の補助金が5円縮小され、1月14日時点で配達1リットルあたり126.7円に。更に1月16日以降は131円を超える見通しです。北海道の灯油価格が130円を超えると、2008年以来となります。