アメリカ・ロサンゼルスの山火事は、死者が11人になったことがわかりました。
経済的な損失が、日本円で24兆円近くにのぼる試算も発表されました。
この山火事で現地の監察医は10日、死者が11人にのぼり、このうち66歳の男性は自宅でやけどと煙を吸い込んだことで亡くなったと明らかにしました。
バイデン大統領は「まだ多くの人の安否が確認できず、死者数は増える可能性が高い」との見方を示しました。
こうした中、山火事が発生した当初、一部の地域で消火用の水が有効に使用できなかったことについて、地元のカリフォルニア州知事が独立した調査を行うことを明らかにしました。
被害の詳細が徐々に明らかになる中、気象予報会社「アキュウェザー」は一連の山火事による経済的な損失について、最高で1500億ドル、日本円で23兆6500億円余りにのぼるとの試算を発表しました。
現地ではすでに150平方kmが焼失していて、被害はさらに拡大する見通しです。
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