最大震度7を観測した能登半島地震から、1月1日で1年です。
地震に加え、9月の豪雨で甚大な被害を受けた石川・輪島市から、木村拓也キャスターが中継でお伝えします。
新春の能登、家族団らんのひとときが一変したあの日から1年がたちました。
輪島市町野町でも、元日の揺れで倒壊した家屋が、1年たった今もそのときのまま残っている、こういった景色が少なくありません。
さらに9月の豪雨災害でも甚大な被害を受けました。
流れてきた木々がうずたかく積み上がっています。
住宅の目の前に流れている小さな川は、当時、一気に水かさが増しました。
そして手前にある手すりを乗り越えて被害をもたらしました。
豪雨災害で亡くなった人は16人。
輪島市では今も160人が避難所で生活を送っています。
今回の能登半島地震全体で亡くなった人は504人。
災害関連死が276人。
そして、1年たった今もなお災害関連死の審査を待っている人が200人余りいるのが現状です。
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