筑波大学に合格した悠仁さまについて、筑波大学の学長が「希望を言えば寮に暮らしていただきたい」と話しました。
■「寮に暮らして」筑波大学長
筑波大学 永田恭介学長
「合格されましたので、『合格おめでとうございます』と」
27日、推薦で合格された悠仁さまを淡々と祝福したのは、筑波大学の永田学長です。その硬い表情は、「悠仁さまはお住まいから通うのか?寮に入るのか?」という問いで、一変しました。
永田学長
「現在、まったく我々としては、どうなるかは知りえないところ。希望を言えば、本当は寮に暮らしていただけるといいなと」
悠仁さまの通学方法について、宮内庁は次のように述べました。
宮内庁の担当者(11日)
「(お住まいの)赤坂御用地から通える距離だ」
ただ、東京都港区のお住まいと、茨城県つくば市の筑波大学の距離はおよそ60キロ。専用の車での通学なら、道が混まなければ1時間あまり、電車など公共交通機関なら2時間ほどかかります。
警備上の心配はありますが、学長が寮に入ってほしいと述べた理由は…。
永田学長
「オックスフォード、ケンブリッジ、プリンストン、ハーバード、全部そうだが、基本的に郊外型の大学は、寮生活で同じ世代のなかでもまれながら学ぶのが基本だと思っているので」
例にあがったイギリスのオックスフォード大学に留学した天皇陛下は以前、このように述べていました。
天皇陛下
「私が弦楽四重奏のグループを作ることができたのも、朝の食堂でのいち学生との出会いがきっかけでした。このように、寮生活を通しても、多くの友人や知り合いを得ることができたことはありがたいことでした」
陛下も東京都内の学習院大学に通われたように、皇室には都内で進学した方が多いなか、高円宮家の三女・守谷絢子さんは、千葉県東金市の城西国際大学に通い、宿舎で生活をしました。
永田学長
「色々な若者らしい活動もあるでしょう。ぜひとも精一杯(大学生活を)謳歌(おうか)していただきたい」
(「グッド!モーニング」2024年12月27日放送分より)
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