ドイツ東部で車がクリスマスマーケットに突っ込み、5人が死亡した事件で、捜査当局は21日、拘束したサウジアラビア出身の男が同胞の難民に対するドイツの対応に強い不満を抱いていた可能性があるとの見方を示しました。会見で捜査当局は拘束した男を殺人などの容疑で調べているとした上で「現段階ではテロだったかどうかは分かっていない」と強調しました。その上で、男がドイツにおけるサウジアラビア難民の扱いに対する不満を持っていた可能性があると明らかにしました。地元メディアによりますと、男はサウジアラビア出身の医師で2006年からドイツに居住し2016年に難民認定されたということです。また、イスラム教を批判する活動家として知られ、ソーシャルメディアで過激な主張を繰り返していました。
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