「全く違いますね」尹大統領“弾劾”可決の韓国の今後めぐり専門家がバトル【日曜報道】

「全く違いますね」尹大統領“弾劾”可決の韓国の今後めぐり専門家がバトル【日曜報道】

韓国国会で尹錫悦大統領に対する弾劾訴追案が可決されたことを受けて、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」では、韓国政治の行方と日韓関係の今後について議論し、「全く違いますね」と専門家同士で意見が分かれる場面もあった。

番組には、自民党の松川るい国防部会長代理、龍谷大学の李相哲教授、一橋大学大学院の権容?准教授が出演し、職務停止となった尹大統領について、憲法裁判所の判断の見通しや、捜査が進められている内乱罪での逮捕の可能性など、混乱する韓国をテーマに議論した。

そして、展開次第では次期大統領の有力候補となる最大野党・共に民主党の李在明代表が対日強硬派といわれる中、仮に大統領となった場合の日韓関係について、権氏が「李在明氏の発言や考え方は韓国の多くの人が思っているスタンダードな考え方。とりわけ反日とか対日強硬派とか一概に決めつける必要はない」と見解を述べると、李氏は「全く違いますね。ごく一部の人たちがこのようなことを言っている。李在明氏は日米韓の合同訓練も反対する立場で、政治と外交を自分の政治目的に利用する」と反論するなどヒートアップした。

さらに、非常戒厳に踏み切った理由の一つとして、尹大統領が談話で強調していた野党と北朝鮮のつながりについても見解がわかれるなど、不透明な隣国の今後が注目される。

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