国会では2日午後、石破首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が行われ、立憲民主党の野田代表が政治改革などについて追及します。
国会からフジテレビ政治部・大家璃子記者が中継でお伝えします。
先の衆議院選挙で与党が過半数割れとなって初めてとなる国会論戦で、トップバッターの立憲・野田代表は、選挙戦で力を入れた政治改革を中心に質問します。
野田代表は午後の衆議院本会議で、自民党が慎重姿勢の企業・団体献金の禁止について「政治改革の本丸」だとして石破首相に実現を迫ります。
さらに、政治資金規正法の再改正案は、国会のオープンな場で与党案と野党案を議論すべきだと訴える方針です。
立憲民主党・長妻代表代行：
企業・団体献金を禁止する。なんとか法律を早期に成立させるべく取り組んでいきたい。
立憲幹部は「これまで以上に野党の姿勢も問われることになる」と話しています。
一方、「年収103万円の壁」の引き上げに向けて与党と協議を進めている国民民主党は、浅野哲議員が質問に立ち、2025年度からのガソリン税減税の実現や500円で高速道路走り放題の料金制度導入なども求める予定です。
代表質問は4日まで行われ、その後、予算委員会も開かれる予定で、少数与党として野党への丁寧な対応を強調する石破首相の答弁が注目されます。
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