鹿児島県の種子島宇宙センターで行われていた、開発中の国産ロケット「イプシロンSロケット」のエンジン燃焼試験で、火災が発生しました。
JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、きょう午前8時半、種子島宇宙センターで行われていた開発中の国産ロケット「イプシロンS」のエンジンの燃焼試験で、火災が起きました。
試験はおよそ2分間エンジンを燃焼させる予定でしたが、開始から49秒後に異常燃焼が発生し、爆発音とともに破片が飛び散りました。
「異常燃焼が発生し火災が一部発生」
けが人はいないということで、JAXAが状況の確認を進めています。
「イプシロンS」は、JAXAが今年度内の打ち上げを目指して開発を進めている小型の固体燃料ロケットです。燃焼試験は去年7月、爆発を伴う火災が発生し秋田県の実験場が破損したことから今回、種子島で再試験が行われていました。
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