福島第一原発に関する調査を行ってきた専門家の論文がアメリカの科学誌「サイエンス」に掲載されました。処理水の放出による人体と環境への影響は「無視できる程度であると予想される」としています。
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論文を執筆したのはイギリス・ポーツマス大学教授のジム・スミス氏などです。論文では、「世界中の原子力施設でトリチウムを含む排水を海洋放出するのが一般的な慣行である」としています。
フランスのラ・アーグにある原子力施設では、年間最大1万テラベクレルのトリチウム水を放出している一方、福島第一原発から放出される処理水に含まれるのは年間22テラベクレルにとどまる予定であることなどから、処理水放出による人体と環境への影響は「無視できる程度であると予想される」と述べています。
また処理水放出は世界中の原子力施設からの定期的な放出と変わりはなく、「計画通りに実行されれば、太平洋の生物や福島の水産物の消費に対して脅威とならないことを明らかにしている」と結論づけました。
(2023年10月6日放送)
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