詐欺電話を掛けてきた偽警察官を「本物の警察官」が撃退。始まりは保険証悪用を語るうその電話でした。
60代男性
「じゃあ、この電話を切ったら、もう終わりってこと?保険証が利用停止になったうえに、犯罪に使われるような薬を私が入手したことを認めたことになって訴訟が起こされるっていうこと?」
電話を受けたのは、茨城県に住む60代の男性。掛けてきたのは、「厚生労働省保健医療局の重森(しげもり)」と名乗る男です。男性の保険証が悪用されていると伝えてきます。
偽厚労省職員
「場合によっては奥様の健康保険証、ご家族の方の健康保険証も止まってしまう可能性ももちろんあります」
そして厚労省職員をかたる男は、仙台市の警察署に被害届を出す必要があると伝えます。