政治とカネの問題などで攻勢を強める構えの野党は、国民民主党の玉木代表の女性スキャンダルが発覚し、状況は混沌としています。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・木村大久記者がお伝えします。
与党が過半数割れし、キャスティングボートを握る玉木代表のスキャンダルに、国民民主党の幹部は「しっかりと支えたい」と続投を支持する考えを示しています。
国民民主党・玉木代表:
今朝報道された内容は、おおむね事実です。本当に申し訳ありませんでした。
玉木代表は会見で謝罪した上で、代表としての進退について、このあとの両院議員総会にはかる考えを示しました。
これに先立ち行った石破首相との党首会談では、選挙で掲げた「年収103万円の壁」の引き上げの実現に協力を求めました。
一方、立憲民主党の野田代表は、石破首相との党首会談で、政治資金規正法の再改正に向けて、他の野党と協力して政治改革の関連法案を国会に提出し、協議したいとの姿勢を伝えました。
立憲民主党・野田代表:
丁寧な議論を通じて、国会審議が活性化されるそういう姿をつくり出していきたい。
ただ、玉木代表のスキャンダルに加え、日本維新の会も12月に執行部が交代する中、今後の野党結束には不透明さも残っています。
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