一辺が10センチで手のひらサイズの「木の箱」のようなもの。実は、これは京都大学と住友林業が開発した世界初の木造人工衛星「Ligno Sat」です。
京都大学 土井隆雄特定教授
「今までどの国の宇宙開発も計画していなかったことで、宇宙で木を使うことが、人類が宇宙に持続可能で永遠に発展していける1つの方法であると」
従来のアルミニウム製の人工衛星は、役割を終え大気圏に再突入する時に「アルミナ粒子」という微粒子を放出します。
この粒子が大気汚染につながる可能性がありますが、木造の人工衛星は燃え尽きるため、この粒子が発生せず環境への影響を最小限に抑えることができます。
木造人工衛星は5日、宇宙に打ち上げられます。
(「グッド!モーニング」2024年11月4日放送分より)
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