国民の医療を受ける権利を守るとして現行の健康保険証の廃止に反対する集会が那覇市で開かれました。
政府は来月2日以降現行の健康保険証の新規発行を停止することからマイナンバーカードに保険証の機能をつけたマイナ保険証への切り替えを呼びかけています。
那覇市で開かれた集会では政府の進め方は任意であるはずのマイナンバーカードの強制的な取得に繋がることや医療を受ける権利の土台を崩壊させるとして現行の保険証の発行継続を訴えました。
沖縄県保険医協会山里将進理事「高齢者、それから障害者、精神疾患を持っている方などは自分でなかなか申請に行けませんよね。医療から弱い人を排除してしまう、そういうことになりかねない。」
参加団体はマイナ保険証を登録しなくても「資格確認書」で引き続き医療が受けられることを周知していくとしています。