【衆院選2024】東京2区で討論会 各候補が考える「暮らしと社会保障」(2024年10月21日)

【衆院選2024】東京2区で討論会 各候補が考える「暮らしと社会保障」(2024年10月21日)

東京青年会議所は21日夜、衆議院選挙の東京2区の立候補者5名による討論会を開催した。各候補は「暮らしと社会保障」についてそれぞれの考えを述べた。

国民民主党の鳩山紀一郎氏は、「高齢者の医療費負担を支払い能力に基づいて決めるべきだ」と主張し、高齢者の中には働いている人もいるため、負担を増やす必要がある場合もあると述べた。年金制度については、富の再配分の役割を果たす賦課方式を支持した。

日本維新の会の今村充氏は、維新の会が高齢者の医療費負担を1割から3割に増やす方針について「無理がある」と指摘しつつ、負担できる人には負担してもらうべきだと述べ、過剰な医療の削減が必要だと主張した。年金制度については、少子化に対応するため積み立て方式が必要ではないかと述べた。

自民党の辻清人氏は、「現役世代の負担を減らすことが最優先」と述べ、高齢者の負担増がその解決策になるかは検討の余地があるとした。年金制度については、少子化の影響を考慮し、賦課方式と積み立て方式のハイブリッドを提案した。

共産党の細野真理氏は、高齢者と若者の対立を避けるべきだと強調し、高齢者の医療費を削減することは将来世代に不安を与え、消費や経済にも悪影響を及ぼすと述べた。社会保障は経済対策の一環であり、安心して暮らせる基盤が経済成長を促すと主張した。

参政党の最上佳則氏は、現行の医療制度そのものに問題があるとし、特に血圧基準の引き下げが不適切であると指摘した。また、医療費の削減や増加ではなく、予防と正しい薬の知識が必要だと主張し、年金に関しては国債発行で不足分を補うべきだと述べた。

出席者(届出順・敬称略):
細野真理(日本共産党・43歳・新)
最上佳則(参政党・48歳・新)
鳩山紀一郎(国民民主党・48歳・新)
今村充(日本維新の会・49歳・新)
辻清人(自由民主党・45歳・前)

※この動画は討論会の一部を抜粋したものです。
討論会全編はこちら:https://youtube.com/live/VJu8FlSf0RQ

■東京選挙区候補者討論会:https://news.yahoo.co.jp/pages/20241016a

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