「エリオス3」は人が立ち入るのが困難な配管の中などを飛び、内部の映像を撮影、点検を行えるドローン。光による検知と測距(LiDAR)機能を駆使し移動中に3次元図が作成可能だ。エレクトロニクス商社のレスターがデジタル技術の展示会「CEATEC 2024」(幕張メッセ<千葉市美浜区>)に出展。会場では狭い空間を難なくすりぬけ、自機も周囲も傷つけず作業をこなすようすを披露した。スイスのスタートアップ、フライアビリティが開発。日本ではドローン事業を手掛けるブルーイノベーション(東京都文京区)が取り扱い、九州電力や東急建設などが導入している。