2019年に神戸の暴力団事務所の前で組員をけん銃で撃ったとして殺人未遂などの罪に問われている暴力団組長の初公判が神戸地裁で開かれ、組長は「私は犯人ではありません」と起訴内容を否認しました。
起訴状によりますと、指定暴力団「神戸山口組」系の「山健組」組長・中田浩司被告(65)は2019年8月、神戸市中央区の路上で、指定暴力団「山口組」系「弘道会」の男性組員(当時51)の肩や腹をけん銃で撃って殺害しようとした罪に問われています。
10月8日に始まった裁判員裁判で中田被告は「私は犯人ではありません」と起訴内容を否認しました。検察は冒頭陳述で、「神戸山口組と山口組には対立構造があり、防犯カメラ捜査の内容から中田被告の犯行である」と指摘しました。
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