戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えようと、東松山市の埼玉ピースミュージアムで、戦前から戦後にかけての暮らしの変化を紹介する企画展が開かれています。
企画展では、戦前・戦中・戦後に使われていた教科書やおもちゃ、生活用具などおよそ110点が展示されています。
戦前の大正12年=1923年には関東大震災が発生。速やかな情報の伝達手段として、1925年に始まったのがラジオ放送です。
当時の番組を紹介する「よみうりラジオ版」は、現在の新聞のテレビやラジオ欄の先駆けとなりました。
こちらは戦時中に国民学校で使われた国語の教科書です。中には、兵隊の絵が描かれています。
日本が戦争に突入していくにつれ、軍隊などが内容に取り上げられることも増えていきました。
会場ではこのほか、東南アジアで終戦を迎え、故郷に帰ってきた兵士が現地で作った「ヤシの実の御守り入れ」なども紹介されています。
「収蔵品展昭和の暮らしー戦前・戦中・戦後ー」は、埼玉ピースミュージアムで、12月15日まで、開かれています。
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