民間企業で働く人の去年1年間の平均給与は460万円で、3年連続の増加となりました。比較ができる2014年以降、過去最高です。一方、男女の格差は4年連続で拡大しています。
国税庁がきょう公表した「民間給与実態統計」によりますと、民間企業で働く人の去年1年間の平均給与は460万円で、前の年より0.4%増加しました。3年連続の増加となり、比較できる2014年以降で最も高くなりました。
業種別では、最高額が「電気・ガス・熱供給・水道業」の775万円で前の年より3.7%増加した一方、最低額は「宿泊業・飲食サービス業」の264万円で、前の年より1.5%減少しました。
男女別では、▼男性が569万円、▼女性が316万円で、男女の格差は前の年より3万円広がり、4年連続で拡大しています。
職種別では、▼正社員が530万円、▼パートやアルバイトなど非正規雇用は202万円でした。
一方で、平均賞与は前の年より0.3%減って71万円と、3年ぶりの減少となりました。
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