イスラエル軍がイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の拠点を攻撃し、492人以上が死亡しました。
イスラエル軍は23日、ヒズボラの拠点であるレバノン南部の住民に避難を呼び掛けたうえで、攻撃を実施しました。
レバノンの保健省によりますと、これまでに少なくとも492人が死亡し、1600人以上がけがをしました。
ガザ地区での衝突が始まった去年10月以降、レバノンへの攻撃としては最大規模なものとされています。
イスラエル軍のハガリ報道官は、レバノンへの地上侵攻の可能性について、イスラエル北部の住民が避難先から安全に帰還できるよう「必要なことは何でもする」と述べました。
ヒズボラも通信機器が相次いで爆発したことなどを受け、イスラエル北部への攻撃を強めていて双方の攻撃の応酬が激しさを増しています。