北海道の知床半島沖の観光船沈没事故で逮捕・送検された運航会社社長の桂田容疑者について、弁護人は、裁判所に勾留請求の却下を求める考えを示しました。
知床遊覧船の社長桂田精一容疑者61歳は、運航管理者としての義務を怠ったためにおととし4月、観光船「KAZUⅠ」が沈没。
乗客乗員を死亡させた業務上過失致死などの疑いで19日送検されました。
検察官は、送検から24時間以内に、身柄を拘束して取り調べを続けるための勾留請求を行います。
しかし、桂田容疑者の弁護人は「逮捕理由に証拠隠滅の可能性をあげていたが聴取には応じている。なぜ、事故から2年5か月も経ったこのタイミングの逮捕なのか」と述べ、裁判所に却下を求めています。
2024年09月20日(金) 12時21分 更新
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