ホームセンターと言えば郊外にあるイメージですが、９月４日にオープンしたのは「駅チカ」。その理由とは？
大阪・阿倍野に９月４日オープンした「カインズあべのａｎｄ店」。全国約２４０店舗のうち大阪市内への進出は初めてで、最寄りの近鉄大阪阿部野橋駅から徒歩２分、ＪＲ天王寺駅から徒歩４分の駅チカ“都市型”店舗です。
公共交通機関・徒歩・自転車での来店を意識し、洗剤やペット用品、キッチンの便利グッズなど暮らしに密着した日用品を幅広く取り揃える一方で、車がないと持ち帰りにくいホームセンターならではの長い木材などは置いていません。
「（都市部にあると）やっぱり来やすいですよね。電車もしくは自転車で来られるので。（これからは）自転車で来ると思います」
「（カインズが）できるって聞いたときから『一番に行こか』って」
「娘がわざわざＬＩＮＥで『できるらしいで！』って送ってくれた」
本来、郊外に多く出店していたカインズですが、最近は車を持たない人も増えたことから新たな戦略で店を構えることにしました。
（カインズ広報部 星野彩華さん）「都市に出店するのはまだあくまでも実験といったところ。（都市型店舗で）皆さまの暮らしをより知って、こういった方法でお客さまのニーズに応えていく方法もありだなと」
郊外から都市部へ、新しいホームセンターのひとつの形となりそうです。
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