実験を通して子供たちに科学技術のおもしろさを知ってもらおうと、伊万里市の小学生がモーターやLEDを使った風力発電装置づくりに挑戦しました。
「風力発電装置作り」を体験したのは伊万里市の波多津小学校の5・6年生約30人です。
講師は東京都市大学の特任准教授で全国各地で科学実験教室などを開いている五十嵐美樹さんが務めました。
はじめに子供たちはコイルや磁石を使って発電の仕組みなどを学び、その後、色紙や紙皿、それに模型用のモーターやLEDを使って風力発電装置を作りました。
【五十嵐先生】
「おおいいんじゃない。光った光った」
子供たちは作った装置を扇風機の風にあてLEDが点灯する様子を体験しました。
【男の子】
「楽しかったので家でもやってみたいと思った」
「最初は失敗すると思ったが失敗しなかったのでよかった」
この授業は県内で理系の人材を育成する機運を高めようと県が今年度から始めたもので、今後も県内各地の小中学校、高校で行われる予定です。