「当たり前の日々の暮らしの根底に、戦争で犠牲になった人々の歴史がある」福岡県戦没者追悼式

「当たり前の日々の暮らしの根底に、戦争で犠牲になった人々の歴史がある」福岡県戦没者追悼式

終戦から15日で79年となります。

県の戦没者追悼式が福岡市で行われました。福岡武道館で行われた県の戦没者追悼式には、遺族などおよそ630人が参列しました。式典では、満州に出征した父親を亡くした田中玉喜さんが、遺族を代表して追悼の言葉を述べました。遺族代表・田中玉喜さん(85)
「あれから79年の星霜を送りましたが、あの日の光景を忘れたことはありません。当たり前の日々の暮らしの根底に、戦争で犠牲になった人々の歴史があることを後世の人々に語り継いでいかねばならないと改めてその意を強く致しております」追悼の言葉の後、参列した人たちは献花台に花を手向け、平和への思いを強くしていました。

県内の戦没者は9万3299人にのぼっていますが、終戦から79年が経って遺族の高齢化も進み、戦争の悲惨さをどのように後世に伝えていくかが課題となっています。

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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkb/1360775

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