夏休み中に暑さをしのげて親子で楽しめるスポットはどこ? ママに寄り添う”地域密着型”観光施設のキッズスペース 氷漬け標本と氷の楽器で真夏でも”-20℃の世界”が体験できる科学館も

夏休み中に暑さをしのげて親子で楽しめるスポットはどこ? ママに寄り添う”地域密着型”観光施設のキッズスペース 氷漬け標本と氷の楽器で真夏でも”-20℃の世界”が体験できる科学館も

週末から北海道はまた30℃以上の真夏日が予想されています。

 子どもたちは夏休み真っただ中。

 暑さをしのいで親子で楽しめるお出かけスポットを取材しました。

地域密着型の観光施設「ルートイシヤ」 子どもを遊ばせながらママはほっと一息

 生後10か月から6歳の子まで広々としたキッズスペースで楽しそうに遊んでいます。

 札幌市西区の「ルートイシヤ」は石屋製菓が運営する地域密着型の観光施設です。店内で焼き上げた人気の焼き菓子やジェラートなど、ここでしか食べられないスイーツも販売しています。

 「ヤミー!」

 「子どもたちが遊びながらアイスも食べられるところが大人も楽しめていいなと思って来た」(訪れていた親子)

 「外で水遊びとかもするけど結構暑いので熱中症とかも心配なので、たまには室内で遊べるといいなと思います。お菓子も買えて大人も観光気分で来られて楽しかった」(母親)

 さらに週に2回「子育てサロン」を開催。保育士が子どもと遊んだり、ママたちの子育ての相談や困りごとに寄り添います。(※8月13日は休み)

 「年齢に合わせて遊んでもらっていたので、世代幅広く遊べてすごくいいなと思った。夏休み中で屋内で遊べるところはあまりないので、すごくありがたい」(3歳・5歳・6歳の子の母親)

 「ふっと気が向いたときに来られる。一人でも来やすいかな」(生後10か月の子の母親)

 子どもを自由に遊ばせながら、ママたちもほっと一息つける憩いの場所になっています。

 「白い恋人パークは観光客向けの施設に比べてこちらは地元密着型になっている。室内でゆっくり子どもや近所の集まりなどにご利用いただける」(ルートイシヤ 紺野実佳さん)

圧巻の氷漬け標本 その数なんと約130体 濡れたタオルやシャボン玉を凍らせる実験も

 続いて、暑い日にぴったりのスポット。

 「さむい!」(来場者)

 北海道オホーツクの紋別市にある「北海道立オホーツク流氷科学センター」です。

 「世界で唯一の流氷をテーマにした科学館です」(北海道立オホーツク流氷科学センター 今泉 賢斗さん)

 「ただいま-20.9℃!」真冬の寒さを体験できる部屋では、本物の流氷を見て触れることができます。

 ずらりと並ぶのは、魚などの「氷漬け標本」。主にオホーツク海でとれた生き物の標本が約130体展示されていて、見ごたえ抜群です。

 濡れたタオルやシャボン玉を凍らせる体験もできます。

 「(シャボン玉)割れなくて楽しかった」(女の子)

見た目と音色で涼む? 氷で作られた楽器「氷琴」

 こちらは、氷で作られた楽器「氷琴」。氷の長さや厚みを変えて音階を調整します。

 「氷が楽器になっていてすごかった」(女の子)

 「今年の夏すごく暑いですから、ぜひうちの施設に来てもらって、-20℃の部屋に入ってタオルが凍る体験やシャボン玉が凍る不思議をぜひ見てほしいなと思います」(今泉さん)

 暑い日でも快適に過ごせる屋内施設をうまく利用して、安全に楽しく夏休みを満喫しましょう。

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