色とりどりの光を放つ幾百の小型無人機(ドローン)が空に舞い上がり、幻想的な世界に私たちを誘う。夜空をキャンバスにキャラクターやメッセージを描くドローンショーが今、人気を集めている。
5月中旬、2025年大阪・関西万博のPRで行われたショーでの一幕。大阪の夜景に突如、約500機が描く「ミャクミャク」が登場し、見物人から歓声が上がった。
ショーを手がけた「ドローンショー・ジャパン」(金沢市)の山本雄貴代表は「目で見ている夜空に空想上のキャラクターなど非現実的なものが現れる。そんな世界感を体験できるのが魅力。地元の夏祭りのようにもっと身近な存在となっていくでしょう」と語る。