夏休みにおすすめのスポットを続けてお伝えします。仙台市科学館では７月２０日から“奇跡の恐竜”カムイサウルスが東北で初めて公開されます。
仙台市青葉区のスリーエム仙台市科学館で２０日から始まる特別展「恐竜最前線２０２４」。会場には恐竜の化石標本約４０体が展示されていて、恐竜の生態系などを楽しく学ぶことができます。中でも注目なのは、職員たちによって丁寧に組み立てられていくこちらの恐竜です。
記者リポート
「約７２００万年前の白亜紀の地層から発見された『カムイサウルス』。この化石標本、今回が東北初上陸です」
２１年前の２００３年に北海道で発見された新種の恐竜「カムイサウルス」。アイヌの言葉で「神」の意味を持つカムイから名付けられ、ほぼ完全な骨格が保存されたことから“奇跡の恐竜”とも言われています。今回の特別展が東北では初めての公開となりました。
スリーエム仙台市科学館 沼尾和弥指導主事
「みなさんにこのカムイサウルスの迫力を存分に味わっていただきたい。小さい子から恐竜に詳しい方まで来て楽しんでいただけたらと思います」
仙台市科学館の特別展は７月２０日から８月２５日まで開かれ、小中学生は３００円で楽しむことができます。
一方、イオンモール新利府にはさまざなま仕事が体験できるテーマパーク「Ｋａｎｄｕ（カンドゥー）」が７月１９日、東北で初めてオープン！多くの子供たちが早速訪れました。
パーク内で体験できる仕事は美容師や看護師など１５種類。中でも一番人気は、人気アイスクリーム店の店員です。実際の店舗と同じように冷えた石の板の上で、アイスクリームを作ることができます。
アイス作りを体験した子供
「混ぜる時、楽しいなって思った」
母親
「いろんな仕事を体験できるので、将来の可能性とか自分で気付けたらいい」
そして、働いた後は…。
記者リポート
「仕事を体験すると、お給料としてこちらのカッチンと呼ばれるパーク内で使える通貨がもらえるということです」
子供たちはこのカッチンをパーク内の銀行に預けたり、買い物に使うことでお金の大切さも学ぶことができます。カンドゥー新利府の入場チケットはホームページなどで販売しています。
