お昼時に多くの人が足を運ぶハンバーガーチェーン大手のマクドナルドで、あの人気メニューが消えてしまう事態になっている。
マクドナルド利用客：
フライドポテトは中断と言われて、他のサイドメニューだけ購入しました。
韓国マクドナルドのメニューから姿を消したのは、ハンバーガーのお供に欠かせないフライドポテト。
ソウル市内のマクドナルドを訪れると、スタッフが何か説明している様子が見られた。
注文する機械のそばには、「ポテトの販売中止」を告げる貼り紙が貼ってあった。
“ポテトがない”という異常事態に、他のところに行こうとする人もいた。
マクドナルド利用客：
フライドポテトが売ってなくて、他のところに行こうとしてます。フライドポテトとハンバーガーは切っても切れない仲ですもの。セットで食べなきゃ絶対！
韓国マクドナルドは、「予期せぬサプライチェーンの問題により、全店舗で一時的にフライドポテトを提供することができなくなりました」と説明。
具体的な販売再開は未定だとしている。
その一方で、本来ポテトが付くはずのセットメニューの代わりには、バーガー単品を注文すると、Mサイズのコーラが提供されるという。
マクドナルド利用客：
私がミスをして、うっかり飲み物も頼んでしまって、（コーラと合わせて飲み物を）2つ飲みました。損した気分です。
ポテトが提供できない理由について、韓国マクドナルドは「韓国マクドナルドが供給を受けた一部冷凍ジャガイモが基準未達の懸念があり、先制的に製品提供を中断することを決定しました」と説明している。
約2年前には、カナダ・バンクーバー港近郊での大規模な水害などの影響で、日本のマクドナルドでもポテトがSサイズのみの販売となったことがあった。
韓国と同様のポテトショックは、日本でも起こるのだろうか。
日本マクドナルドは、「世界のマクドナルドでは様々な地域のジャガイモを使用しますが、日本での販売に影響はありません。日本マクドナルドとしては、食の安全を優先させているので安心して購入いただきたい」としている。
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