中国・蘇州市で、日本人の親子らが男に刃物で襲われた事件で、阻止しようとして刺された中国人の女性が死亡しました。
蘇州市で24日、日本人学校のスクールバスを待っていた日本人の親子とバスに添乗していた中国人の女性・胡友平さん(54)が刃物を持った男に襲われました。
胡さんは、子どもたちが乗るバスに男が乗り込むのを阻止しようとしたところを男に刺され、その後、死亡しました。
献花に訪れた女性
「胡さんに感謝します。バスにいる子どもたちを助けてくれて…うまく言えないけど本当に感謝です」
北京の日本大使館は28日、亡くなった胡さんを悼み半旗を掲げました。
金杉中国大使は「政府、日本国民を代表し、胡さんの勇気ある行動に深い敬意を表し、心からのお悔やみを申し上げる」と述べ、哀悼の意を示しました。
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