各地の河川などから検出が相次ぎ、有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」について、食品安全委員会は、初めての評価を正式に取りまとめ、国に対し、適切なリスク管理を求めました。
国内各地の河川や水道水などで検出が相次いでいる「PFAS」を巡って、食品安全委員会は、飲料水や食品などとして体内に入った場合の健康への影響についての評価書の案を正式に了承しました。
この中では、健康影響についての情報が不足していて、データの収集を早急に進め、高い濃度が検出されたものに対する対応を進めることが必要だとしています。
一方、政府は、水道水についての全国調査に乗り出していて、伊藤環境相は調査を行う水道事業者に対して、「地域の安全安心を確保するため可能な限り協力していただきたい」と呼びかけています。
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