首から下げられた携帯型の扇風機が突然、爆発。今年も猛暑が予想されるなか、携帯扇風機の利用に思わぬ危険が潜んでいるとして、注意が呼びかけられています。
■大雨から一転、各地で真夏日に 福岡・太宰府では35.8度を記録
18日の大雨から一転、東京都心では最高気温29.5度を観測する7月中旬並みの暑さとなりました。
19日、全国で一番の暑さとなった福岡県太宰府市では、最高気温34.8度を観測し、「猛暑日」に迫る暑さとなりました。
兵庫から来た観光客
「暑いから冷たいもの食べたいなと思って。(かき氷を食べて)最高!」
19日は全国284地点で30度以上の「真夏日」に。街で目立ったのは、携帯型の扇風機を持つ人たちの姿です。
■夏の必需品“ハンディファン”発火事故に注意 「強い衝撃には気をつけて」
街の人
「めちゃくちゃ暑くて扇風機をきょうデビューしました。(扇風機が)ないともう耐えられない」
「何回か買い替えたりはしているんですけど、ずっと持ってます。夏には必須、無いと困ります」
“夏の必需品”となった携帯扇風機。ただ、トラブルも報告されています。
NITE=製品評価技術基盤機構は、携帯扇風機を首にぶらさげていると、突然、大きな音を立てて破裂するという映像を公表しています。
NITEによりますと、携帯扇風機による事故は2019年度から2022年度にかけて、あわせて45件報告。実際、使用中に“異変”を感じた人も…。
街の人
「暑い中で使っているのに(携帯扇風機が)さらに熱くなってしまう」
NITEの担当者は、扇風機に内蔵されるリチウムイオン電池の取り扱いに注意が必要としています。
NITE担当者
「電池の中に使われている電解液が、灯油と同じくらい引火性の高い物質を使っている。異常がもし起きているのであれば、電池がすごく熱くなってくるのがひとつ予兆としてある。高いところから落とすような、強い衝撃を与えることに気を付けていただきたい」
■全国的に遅い梅雨入り 「1度に降る雨量多くなるおそれ」
真夏並みの暑さが続く一方で、遅れているのが梅雨入りです。平年、各地では5月から6月にかけて梅雨の時期を迎えますが、今年は全国的に遅れています。
遅い梅雨入りが与える影響について、気象予報士の國本さんは…
気象予報士 國本未華さん
「金土日(6月21~23日)、この辺りで梅雨入りが発表される地域が多くなりそうです。梅雨明けが平年並みになった場合には、梅雨の期間がぎゅっと凝縮することになります。1回に降る雨の量も多くなる、そんな梅雨になる恐れがあります」
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