政治資金規正法の改正を巡り自民党は30日、再度修正した案を提示し、採決に向けた最終調整に入りたい考えです。
自民党 大野敬太郎衆院議員
「国民の皆様にしっかりおこたえしないといけないという認識に立ってますので、何かしらの前進というのはさせていただこうかなと」
自民党は29日、見直し規定を設けることや政策活動費について使用した年と月を公開する修正案を示しましたが、野党側は「ゼロ回答」だとして折り合いませんでした。
自民党は、一定の歩み寄りを見せるため野党が廃止を求める企業団体献金について、今後の検討課題に加える案なども出ています。
ただ、野党側が合意するのは難しい情勢です。
一方、公明党は最終的に自民案に賛成する方針で、自民党は31日にも特別委員会で採決したい考えです。
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