「台湾独立勢力への懲戒」として中国人民解放軍が始めた軍事演習について中国の軍事専門家は、軍事的な打撃のほかに経済的に貿易ルートを遮断する意図も含まれると強調しました。
中国人民解放軍国防大学の張弛副教授は中国中央テレビのなかで、今回の軍事演習について台湾海峡周辺の北部、南部、東部への打撃が行われると指摘しました。
北部は台北が狙いで、政治・軍事上の重要目標を威嚇し、民進党当局への警告となるとしています。
南部については「台湾独立拠点」の台南がターゲットになるほか、高雄港を封鎖して対外貿易にダメージを与えるなどと強調しています。
また、東部は輸入や台湾独立勢力の逃亡、アメリカなどによる支援の3つのラインを遮断することができると主張しています。
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