今月10日に福岡空港で日本航空機が滑走路手前の誘導路の停止線を越え滑走路に近づいたため、別の航空機が離陸を急きょ取りやめるトラブルがあったことがわかりました。
国土交通省によりますと、今月10日の正午ごろ、福岡空港で誘導路を進んでいた日本航空機が管制官から滑走路手前の停止線で止まるよう指示を受けていたにもかかわらずそのまま進み続け、停止線を大幅に越えたということです。
その後、管制官から止まるよう指示され、滑走路直前で停止しました。
当時、滑走路では、別の航空機が離陸のために走行していて、管制官の指示で急ブレーキをかけ離陸を取りやめたことで、機体の点検が必要となり、欠航になりました。
2つの飛行機の乗客らにけが人はいませんでした。日本航空は「原因の分析と再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
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