大人の娯楽のイメージがあった麻雀。今、子どもたちを巻き込み、再びブレークしています。
■大人顔負け…麻雀用語が飛び交う
ずらりと並んだ列。子どもたちが待ちわびているのは、麻雀です。
子ども
「麻雀は、最下位からトップとか、色んなドラマがあっておもしろい」
子ども
「さっき字一色(ツーイーソー)上がろうとしたんだけど、役満の一向聴(イーシャンテン)で流された」
麻雀用語が飛び交う様子は、大人顔負けです。慣れた手つきで牌をさばいて、役をそろえます。
全国でおよそ140校を展開するニューロン麻雀スクール。大井町校ではコロナ前と比べて、子どもたちの数がおよそ1.5倍になったといいます。
ニューロン子ども麻雀教室 鈴木響さん
「教室に12卓あるので、1時間にMAXで48人まで打てるけれど、きょうは、もう受付のタイミングで66名を超えていて」
一体、なぜ麻雀が子どもたちに人気なのでしょうか?
■IQ上昇の可能性あり?研究結果も
子ども
「Mリーガーになりたい」
脱ギャンブルを掲げて、頭脳スポーツとして誕生したMリーグ。麻雀のイメージを一新したことで、家族一緒に麻雀を観戦できるようになり、興味を持つ子どもが増えているといいます。
きっかけは、他にもあります。
子ども
「アニメを見て始めました。『ぽんのみち』」
講談社が発行する少女漫画誌「なかよし」に掲載される麻雀漫画「ぽんのみち」。その付録として、2月号では麻雀セットが付いていました。
さらに、子どもが麻雀をすると、IQが上昇する可能性があるという、うれしい研究結果もあるといいます。
鈴木さん
「子どものIQ知能指数が、麻雀にどう影響するのかという研究においては、一定の成果が報告されていますし、頭脳スポーツとして、健全でクリーンで、強くなるには技術がいるというイメージが定着すればと思う」
(「グッド!モーニング」2024年5月2日放送分より)