小林製薬の紅麹を原料としたサプリメントをめぐり、健康被害の報告が相次いでいる問題で 9日に北海道は新たに4人、健康被害の疑いが確認されたことを明らかにしました。
道と札幌市保健所によりますと、8日までに新たに健康被害の疑いが確認されたのは50代から60代の札幌市や函館市などに住む女性4人です。このうち西胆振地方に住む60代の女性は今年1月上旬から小林製薬の紅麹を原料としたサプリメントを飲み始めたところ、体のだるさや腎機能の低下がみられ入院しました。現在は退院していて回復に向かっているということです。これで、道内で健康被害の疑いが確認された人はあわせて35人になりました。
小林製薬の「紅麹」をめぐる問題では、道内の保健所にこれまで163件の相談が寄せられているということです。
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