高速・大容量で通信の遅れがほとんどない次世代のネットワーク「IOWN」を活用して、遠く離れた人同士が卓球などを楽しむ技術が初めて公開されました。
NTTが初めて公開したバーチャル卓球は、通信の遅れを感じることなく、離れた場所にいる人と対戦することができます。
それぞれの場所で撮影された人と背景をリアルタイムで相互に配信することで、同じ場所にいるような感覚を作り出しています。
また、遠くにあるロボットアームを正確に動かして、動く物体をつかむ技術は、遠隔医療などへの活用が見込まれています。
いずれも通信による遅れを通常の回線の200分の1に抑えたIOWNの技術を応用したものです。
NTTは、世界各国の企業などと連携し、IOWNを2030年ごろに世界標準化することを目指しています。
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