アメリカ北東部で地震が発生し、首都ワシントンやニューヨークなどで揺れを観測しました。ニューヨーク近郊でこの規模の地震が起きるのは140年ぶりだということです。
5日午前10時23分、ニューヨークから約80キロメートル離れたニュージャージー州ホワイトハウス付近で地震が発生しました。
アメリカ地質調査所によりますと、震源の深さは4.7キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.8と推定されています。
アメリカでは日本の震度のように各地の揺れは発表されないものの、CNNによりますと、軽いものも含めてなんらかの揺れを感じた人の数は2300万人に上るということです。
ニューヨークの国連本部では安全保障理事会の開催中に地震が発生し、議場が一時騒然となる場面もありました。
ニューヨーク市警は地震によるけがや被害の報告は今のところないとしています。
また、地震発生後、ニューヨークのジョン・F・ケネディー空港やラガーディア空港では安全確認のため、一時運航停止の措置が取られたほか、ニュージャージー州では、電車を徐行運転としました。
ニューヨーク州のホークル知事はニューヨークの人は地震に慣れていないとしたうえで、今後も地震の被害には十分注意するよう呼び掛けています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2024
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